1 月 29
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最近妊娠された方ですが、Sさんは32歳、当院に来られるまでに人工授精を6回お
こないましたが、妊娠に至りませんでした。それで、体外受精を勧められたことを機
に治療を中断し、インターネットで「不妊ルーム」を知り、相談にみえました。

不妊の原因は、主に男性側の精子の数が少ないことでした。当院のカウンセリングで、
体外受精も一つの方法ではあるが、乏精子症がそれほど重症ではないため、「不妊ルー
ム」で行っている、精子数を改善させる薬を内服して、しばらくステップダウンをし
てみてはどうかと提案しました。

ご主人の検査を当院でもおこなってみたところ、軽度の乏精子症が認められたため、
漢方薬と錠剤2種類を服用していただくことにしました。その一方で、彼女の検査を
進めてみると、高温期の半ばにおこなう黄体ホルモン、女性ホルモンの検査で、黄体
ホルモンの値が少し低いことがわかりました。それで彼女には、黄体ホルモンの値を
改善するといわれている「当帰芍薬散」という漢方薬を服用してもらうことにしまし
た。

漢方薬の服用を開始したその周期の黄体ホルモン値を調べると、値が2倍近くに上昇
していました。そして、それから、生理が来ることなく、、、「妊娠」となったので
す。したがって、ご主人の精子の数も改善していたのでしょう。

本人に尿検査で妊娠反応が陽性であることを告げると、きょとんとして、「こんなに
早く妊娠できるとは思ってもみませんでした」とおっしゃていました。うまくいくと
きというのは、色々な因子ががプラスに作用すると、私はよく思います。

不妊治療では、男性側に乏精子症、精子無力症などの問題があると、人工授精→体外
受精→顕微授精という流れになるのが一般的ですが、「不妊ルーム」では、ここでいっ
たん立ち止まります。

人工授精を何回も経験されている方でも、ご主人の漢方薬の服用、あるいは女性が卵
管造影をおこなってみるといったことで妊娠することは、「不妊ルーム」では本当に
よくある出来事なのです。

感想などは、「不妊ルーム」HPからお願いします。
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1 月 28
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先日、とあるショッピングセンターに行った際に、ペットショップに立ち寄りました。
アクア・コーナーには、たくさんの水槽があり、いろいろな魚が販売されていました。
自分の小さい頃を思い出したのでしょうか、色鮮やかな熱帯魚ではなく、なぜかメダ
カの水槽に魅せられ、衝動的にメダカを飼うことにしたのです。

1匹60円、12匹買いました。値段が安いことも魅力でした。もちろんメダカを飼
うためには、容器その他がいりますので、水槽、水草、砂利など、必要最小限のもの
も買いました。またメダカは、水温が25度前後になると、産卵するとのことですの
で、小さな水温計もついでに買いました。狭い家の一隅に水槽を設置してみました。
すると、なぜかメダカに釘付けになってしまうのですね?
翌日物置から昔使っていたアームスタンドを取り出してきて、ライトアップするとア
クアリウムの世界が広がりました。ライトに照らされたメダカと水草ゆらぎを眺めて
いると、心が和んでくるように感じます。こうした世界にはまっている人が、たくさ
んいるというのもわかるような気がします。そんなにお金もかかりませんし、癒しの
ツールとして、メダカを飼うのもいいかもしれません。

暖かくなってくると、本当に産卵するのか、今から楽しみでもあります。
ますますメダカに釘付けになりそうな、今日この頃です。

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1 月 26

今年の元旦から、携帯サイト「不妊ルーム」をスタートさせました。しかし、思うよ
うな出だしではありません。まずは携帯ワールドのなかで、「不妊ルーム」というサ
イトの存在を知ってもらうことが、本当にむずかしいのですね。(>_<。)

携帯サイトは、WEBデザインのプロの方に作っていただいたのです。私は、出来上が
りを見て、「良くできたサイトだな」と感心しました。自画(?)自賛です o(^-^)o

もし、皆さんも気に入られたら、まわりの心当たりの方にお教え頂ければ、幸いに思
います。

「携帯サイトでブログを読みたい」というリクエストがあり、先日その作業が完了し
ました。現在、PCサイト&携帯サイト、同時にブログをアップしています。さっそ
く、「ブログが携帯で読めるようになったので、電車に中などでみることができて有
り難い。」というメールを受け取りました。励みになります。

焦らず、たゆまず、牛の歩みでコツコツと、「院長ブログ」を更新し、携帯サイトも
充実させていきたいと思っています。

携帯サイト「不妊ルーム」もよろしくお願いします。m(__)m

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1 月 25

こまえクリニックは、10年半前に開院しましたが、それから半年後に、毎月第2,
第4日曜に、日曜診療を開始しました。ですから、この10年、毎月二回、日曜日も
働いてきたことになります。

昨日もそんな日曜日でした。診療を終えてしばらくして、メールチェックをすると、
「産まれました。」と、いうタイトルのメールがありました。

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放生先生

お世話になっています、○ 千○美と申します。

ご報告遅くなりましたが、2009年○月○日午後0時54分 3095gの男の子を出産しまし
た。

最初は順調だった陣痛の間隔が途中なかなか縮まなくなったり、赤ちゃんの心拍数が
2度も低下したり、いろいろありましたが、26時間かけてゆっくり元気に産まれてき
ました。

また今度クリニックに通うことがあるかもしれませんが、その時はよろしくお願いし
ます。
それでは。
ーーーーーー

「不妊ルーム」を運営してきて、もとっも励みになるのは、こうしたメールを受け取っ
た時です。幸いなことに、「不妊ルーム」では毎年、120名〜150名の妊娠が出
ますので、こうしたメールが毎週のように届きます。10年間日曜診療を続けてこれ
たのも、こうした多くの人々の言葉があったからだと想う、今日この頃です。

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1 月 24

ブログで前回、今年のテーマとして「ドリーム・アゲイン」ということを述べました。
そしてもう一つ、今年の「不妊ルーム」のテーマは、「アウトリーチ」です。

アウトリーチとは、リーチアウト(手を差しのべる)という動詞の名詞形です。この
言葉は、”専門外の人々への啓蒙活動 ”といったような意味で使われています。わ
かりやすく言えば、学者は研究だけ、医者は患者さんを診ているだけではなく、例え
ばある研究者が、自分が研究していることが世の中の人々に役に立つと思った場合、
積極的に外に出て、一般の人々にわかりやすい言葉で語りかけることが大切だという
ことです。

私は先日、ある大学の火山学を専門とする先生が書いた勉強法の本を読んで、大変面
白く思いました。そして、その著者にメールを送りました。すると、「貴院のHPを
見ましたが、あなたが行っていることは、アウトリーチです」という返事がありまし
た。

たしかに私はこれまで、HPを手始めに、本も何冊も出版し、”不妊治療だけが妊娠
に至る道ではない”という啓蒙活動、すなわちアウトリーチを行ってきました。そし
て現在も、新たな本を準備中でもあります。

私自身が、人々の場に出ていって対面で話しをする、すなわち講演会活動などのアウ
トリーチを、機会があれば行いたいと考えています。2年前に、長野県の小さな町で
講演会をおこないました。その町の保健師さんから講演会のオファーがあった時、私
は生意気にも、「私の本を読めばいいのではないですか」と言ったところ、「いいえ、
生の先生に語りかけてもらうことが大切なのです」と、電話で熱っぽく語られました。
昨年は、富山でも講演を行いましたが、私自身驚いてしまうような熱気を感じ、いろ
いろな発見もありました。

今年も私なりにテーマを持って、歩んでいきたいと思います。

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