3 月 07

2月は14名の妊娠が出たことは、このブログで先日お伝えしました。少しうれしい
ので、その内容をクローズアップしてみました。そして、何よりも驚いたことは、妊
娠された14名のうち12名の方が、妊娠反応陽性時に漢方薬を服用していたという
ことです。

さらに14名のうちの7名、すなわち半数が、漢方薬服用のみによる妊娠でした。こ
うしたことをしばしば経験している私には、「漢方薬が効かない」とは、とうてい考
えられないのです。

2月に妊娠された方には、体外受精経験者や人工授精を経験された方もおられます。
これまでの経験から、35歳以上の女性に、漢方薬が有効なケースが多いという印象
を持っています。また、14名のうちの7名の方は、「不妊ルーム」を訪問される前
に、不妊治療を経験されていました。

——————-
Aさん 38歳:漢方薬

Bさん 30歳:漢方薬

Cさん 36歳:タイミング法のみ

Dさん 26歳:クロミッド+漢方薬

Eさん 38歳:漢方薬

Fさん 33歳:漢方薬

Gさん 35歳:クロミッド+漢方薬

Hさん 39歳:漢方薬

Iさん 28歳:クロミッド

Jさん 26歳:漢方薬

Kさん 35歳:クロミッド+漢方薬

Lさん 38歳:漢方薬

Mさん 40歳:テルロン+漢方薬

Nさん 39歳:クロミッド+漢方薬

感想などは、「不妊ルーム」HPからお願いします。
「不妊ルーム」HPへ

3 月 04

2月の妊娠は本当に驚きでした。それは、予想に反して14名もの方が妊娠されたか
らです。このブログで述べたように、「不妊ルーム」でフォローアップを希望される
女性の年齢が、年々高くなっています。

そうなってきているのは、「不妊ルーム」で1人目を妊娠、そして出産された方が、
4〜5年ほど経って2人目を希望し、再度「不妊ルーム」でのフォローアップを希望
というケースが急増しているからです。また、5年前にフォローアップする女性の年
齢制限をなくしたこともあり、「不妊ルーム」の月当たりの妊娠は、1桁台の後半で
あることが最近多かったのです。

1月は最後の1週間で5名の方が妊娠され、妊娠数が10名となり、少し驚きました。
1月に多くの妊娠が出ましたので、2月は苦戦するだろうと予想していたのです。結
果的には、1月の流れが止まらずに持続した(?)のかもしれません。

2月に妊娠された方14名のうち、6名は38歳以上で、平均年齢は34,4歳でし
た。また、体外受精にエントリーし、その後ステップダウンして、漢方薬で妊娠され
たという方、新幹線を使って遠方から通院されていた方もいます。また、2人目のお
子さんを希望して通院されていた2名の方が ”ドリームアゲイン ”となりました。

「不妊ルーム」でもフォローアップの方法を少しずつ工夫しており、そうしたことが
ポジティブにはたらいたのもしれません。今月も気持ちを新たに、”不妊治療だけが
妊娠に至る道ではない ”というスタンスをくずすことなく、地道に取り組んでいき
たいと思っています。

感想などは、「不妊ルーム」HPからお願いします。
「不妊ルーム」HPへ

2 月 26

昨年の暮れに新しい本を書いて欲しいという依頼があり、先日正式に出版が決まりま
した。今回の新しい企画では、「不妊ルーム」の10年余りを振り返り、読者の皆さ
ん方を勇気づけ、そして元気が出てくる本が書けないかという提案でした。

私自身、正直自信がないこともあり、逡巡もしました。しかし、編集を担当される女
性が、大変優秀なので、私もだんだんと「書けるのではないか」という気になってき
たのです。

私はこれまで、妊娠にアプローチするための実用的な本を、何冊も世の中に送り出し
てきました。今から8年前に出した最初の本『妊娠レッスン』は、多くの読者に好意
的に受け入れられ、13刷となり、5万5千部が出版されました。そして多くの女性
を勇気づけることができました。また、『妊娠レッスン』は、私がを書く、スタート
ラインともなりました。

不妊に悩むカップルだけではなく、その手前の「いつか子どもを持つかもしれない」
「何歳まで妊娠、出産できるのだろう」と漠然と不安を抱いている層に、妊娠に関す
る正しい知識や生命の素晴らしさを伝え、若い読者には子どもを持つことに積極的に
なれるよう、子どもを望む方はひとりでも多く授かれるよう、そして社会全体がその
ことを応援できるような本にしたいと思います。

完成がいつになるのかまだまだわかりませんが、このブログを通して進捗状況などを
皆さんにお伝えしたいと思います。ご声援いただければ大変嬉しく思います。

感想などは、「不妊ルーム」HPからお願いします。
「不妊ルーム」HPへ

2 月 23

先週1週間、『週刊女性』の ”人間ドキュメント ”に、「不妊ルーム」が紹介さ
れました。そして読者の皆さんから、いろいろなメールを頂きました。その中には、
かつて当院に通院され、妊娠された方のメールが何通かあり、私も大変懐かしい思い
をしました。皆さんいいお母さんになっておられるようです。

また、この企画では「不妊ルーム」で子供を授かった2人の女性に登場して頂くこと
ができました。そして、私がとても驚いたのは、両名とも実名で登場されたことでし
た。感謝の言葉も大変嬉しく思いましたが、私が ”結構早口である ”とか、 ”
そっけない ”とか、忌憚のないご意見を伺うこともでき、身の引きしまる思いでも
ありました。

それにしてもこうした記事を書く記者の方というのは、大変優れた能力を持っている
ものだと感心もしました。私のとりとめのない話を、大変上手にドラマチックに展開
されており、私自身が記事をのめり込んで読んでしまいました。

これを機会にまた気持ちを新たに、1人でも多く方が、「不妊ルーム」で妊娠される
よう、スタッフ一同頑張っていきたいと、気持ちを新たにいたしました。

ーーーーーーーーーーー
●読者のメールから:

「週刊女性」の記事を拝見いたしました。

先生が専門外の不妊治療を始めたきっかけ・経緯から、不妊症に悩む女性の方にとっ
ての先生の存在についてまで、興味深く読ませていただきました。

特に印象的だったのは、冒頭にあるお母さんの「この子は私たち夫婦と先生の3人の
子」という言葉でした。

先生とご夫婦が三位一体の関係になって治療にあたれる環境がそこにはある。だから
こそ、新たに生まれてくる命に対して、より一層の愛おしさを感じられるようになる。
そういった、先生とご夫婦、そしてお子さんも含めれば4人の暖かい関係性のような
ものが、まさに「この子は私たち夫婦と先生の3人の子」という言葉に集約されてい
る気がします。

また、ドキュメンタリーとして話が展開していくだけあって、先生の人間的側面にも
迫っており、先生の人柄がよく伝わる心温まるエピソードに触れることもでき、何だ
かこちらまで嬉しい気持ちになりました。

感想などは、「不妊ルーム」HPからお願いします。
「不妊ルーム」HPへ

2 月 19

相変わらずDHEAに関する問い合わせが多いので、今回は異なるアングルからDHEAを取
り上げてみます。2年ほど前までは、「不妊ルーム」における37歳以上の女性のフォ
ローアップで、最も強力なサポーターは漢方薬でした。

女性は35歳を過ぎると、卵を成熟させるホルモンであるFSHの上昇が見られるよう
になります。卵巣が少しずつ老化し始めるので、卵の成熟を促すホルモンの分泌が、
より高まって来るわけです。その傾向は37歳を過ぎると、より顕著になります。こ
うしたFSHの高い女性を中心に、漢方薬を使ってきました。

それに加えて、年齢が高い女性、もしくはFSHの高い女性に対して、DHEAを投与する
と、体外受精などで、より良好な「卵」が得られるという、高度生殖医療などを行う
医療機関からのレポートや、外国からの論文も現れるようになりました。それならば、
タイミング法でも、よりよい卵が排卵されるはずです。

私が「不妊ルーム」で、このDHEAを導入した大きな理由は、FSHなどと同様にDHEA
の値は採血によって容易に調べられるからです。さらにDHEAの値は、FSHとは異なり、
生理周期による値の変動が小さいというのも、DHEAが使いやすい理由です。

「不妊ルーム」におけるDHEAの使い方は、使用前にDHEAの値を調べ、その値に応じて
服用してもらうDHEAの容量を決めます。そして、定期的に採血をおこない、DHEAの値
を見ながら、DHEAの量を調節していきます。漢方薬もそうですが、例えサプリメント
であっても、医師の管理下で服用することが、効果的かつ安全だと私は考えています。

当院では、ひとりでも多くの女性の希望を叶えられるよう、漢方薬やDHEAなどを積極
的に取り入れ、これからもより自然な妊娠に取り組んでゆきます。

感想などは、「不妊ルーム」HPからお願いします。
「不妊ルーム」HPへ